左手 | 生年月日の謎 | ||
リュックサックを2度背負う | T-1000の弾痕 その1 | ||
2台のトラック | スタントマン | ||
盗んだパトカー | サングラスの傾き | ||
T-1000の破片 | ライト無しで走る | ||
バイクのタイヤ | バイクの風防 | ||
閉じたはずのドア | 2台のバン | ||
潰れたはずのコクピット | T-1000の弾痕 その2 | ||
グレネード1発でおじゃん |
■ 頭蓋骨を踏み潰すターミネーター■ |
実際にはピスタチオを潰した音である。 |
■ ターミネーター軍団■ |
T2製作時、五体満足で稼動するターミネーターのエンドスケルトンモデルは2体しか作られていなかった。 これらを別撮りし、プロジェクターを介して背景に合成する事によって、あたかも数体のターミネーターが 動いているように演出されている。 便利な上安価な為か、このプロジェクター合成は以降頻繁に使用される。 |
■ 燃える遊具■ |
オープニングで燃え盛っている遊具は、後にサラの悪夢に出てくる遊具である。 ジャッジメント・デイそのものをイメージしている。 |
■ T-800タイムスリップ■ |
到着地点が球形にえぐれている。T1でも本来はこのような描写にしたかったのだろうか。 トラックの断面に光を当てると反射する塗料を塗る事によって、超高温で溶断された状態を表現している点に注目。 |
■ 煙草の煙■ |
バイカーがT-800に顔に煙草の煙を吹きかける際「発癌性物質含有煙を探知」という表示が出る。 |
■ Bad to The Born■ |
バイカーから服を奪って悠然と店を後にするT-800のシーンで流れている音楽は、ジョージ・ソログッド& デストロイヤーの「Bad To The Born」。 「ファミリー・ゲーム」サウンドトラックなどに収録されている。 |
■ 左手■ |
バイカーの服に着替えたターミネーターが店主から左手でショットガンを奪い、ゆっくり右手に持ち替えながら詰め寄るが、 この時2度持ち替えている。(前から見たカットと後ろから見たカット) |
■ 各シリーズにおけるサングラスの演出意図■ |
T1でのサングラスは剥き出しになったエンドスケルトンの眼窩を隠すためだった。 T2ではキャメロン監督曰く「機械らしさの演出で、途中無くす事により徐々に人間性を加味する」との事である。 T3の場合、ジョン・コナーが見覚えのある(=彼と認識できる)格好にするため、全身黒革&黒サングラスとなった。 |
■ 各シリーズにおけるバイク発車時のお約束■ |
T1〜T3全てに共通するお約束として、シュワがバイクを発車させる際は、必ず後輪を少し空転させて車体の向きを 整えてから、真っ直ぐ発進する。 |
■ チ○コ丸出し■ |
T-1000が屈み込む際、彼の"さきっちょ"がちょっとだけ映る。 T1でも冒頭でシュワの"アレ"が無修正でブラブラ揺れているシーンがある。 |
■ 服までは取らない■ |
T-1000は警官の服を奪って着ているのではなく、服や靴をサンプリングしている。皮膚だけ自前。 同様の機能を持っている筈のT-Xは下着も含めて奪って着ているらしい(T3小説版参照)。 |
■ 生年月日の謎■ |
T1の舞台が1984年5月12日(警官がそう言っている)。T2のジョンは10歳(キャメロン監督がそう言っている)。 T-1000が弄った端末に表示されているジョンの誕生日は1985年2月28日(WikiPedia米国版参照)。 この記録が正しいなら、T1の10年後という設定のT2の舞台設定は単純計算で1994年5月12日以降。 ジョンはまだ9歳だ。 更にT3ではT2当時のジョンが実は13歳だったという事になっている(レーティング対策だろうか)。 いったいどれが正解なんだ(笑)。 T1の警官がカイルの「何年の!?」という問いに答えなかったから、実はT1の舞台設定は1984年より以前だったのだろうか とも考えたが、T2でサイバーダイン社に集結するパトカーの無線で「…'84年にウエストハイランド署で…」と T1の事に触れているので論外。 |
■ You Could Be Mine■ |
ジョンの里親の家で友達のティムがラジカセからガンガン大音量で流している音楽は、ガンズ・アンド・ローゼスが 手がけたこの映画の主題歌「You Could Be Mine」。エンディングのスタッフロールでも聴ける。 |
■ リュックサックを2度背負う■ |
ジョンがサラの写真をしまい込んだ後、リュックを背負う動作を2度行っている。 ショットガン持ち替え同様、前からのカットと後ろからのカットを繋げた為と思われる。 |
■ サラの病室前にて■ |
サラの病室を覗き込む眼鏡の女性は当時のシュワの秘書である。 T3でも、ストリップ劇場の観客の中にシュワの秘書が居るらしい。 |
■ 最初の対峙■ |
抹殺対象の元に悪役がピストル、善役がショットガンを持って現れるという構図は隠れたお約束の一つ。 T1〜T3まで例外なく踏襲されている。 また、T1、T2ではキャメロン監督の拘りなのか、ショットガンにストックが無い。 T1でT-800が持っていたスパス12も、わざわざストック付きの奴を強奪し、後で外して使っている。 余談だが、スパス12の知名度と人気はT1のおかげで飛躍的に高まったそうだ。 |
■ 撃ち殺される小峰さん■ |
T-1000に撃ち殺される哀れな一般人は、T2に銃器アドバイザーとして参加していた小峰孝生さん。 キャメロン監督とは友達で、「トゥルーライズ」にも出演している。(台詞まである) …で、ジョンに「立ち入り禁止だ」と言ってた当の本人はあそこで何やってたの? |
■ 目を閉じるか閉じないか■ |
ベレッタを連射している間T-1000は目を閉じない。 「マシーンだから人間のようにマズルフラッシュに目が眩む事が無い」という意図を込めた ロバート・パトリックの熱演が光るシーンだが、T-800は銃を発射する時目をつぶる。 好意的に解釈すると、マズルフラッシュでカメラアイや水晶体にに焼きつきが生じるのを 防ぐためあえてそうしていると思われる。(或いは人間らしく見せかけるための機能) |
■ T-1000の弾痕 その1■ |
「ターミネーターの秘密」によると、撃たれる回数とT-1000の身体に開く弾着の穴の数や順番が 食い違っているらしい。注意深く観察してみよう。 |
■ ん? 俺?■ |
T-800を吹っ飛ばした直後、T-1000が店内にある銀色のマネキンを見て一瞬眉をひそめる。 マネキンの外見がT-1000の素体に酷似しているためである。 有名だけど、前知識無しにこの映画を観た時には気付かないネタ。 (T-1000の素体が初めて登場するのはこのシーンよりもっと後になってからである) |
■ 脚本家■ |
起き上がるT-800を呆然としながら見送っているカメラを持った青年は共同脚本のビル・ウィッシャー。 T1でもT-800にパトカー(コールサイン:IL19)を奪われる警官役で出演している。 |
■ 2台のトラック■ |
T-1000が乗るトラックが用水路に飛び降りた直後、両フロントガラスとナンバープレートが脱落し、 前輪の車軸も折れ曲がるが、次のカットでアップになる時はフロントガラスが復活している。 撮影用に同型の車両を複数用意しているため、ぶっ壊す覚悟で撮影が出来るのは羨ましい。 |
■ スタントマン■ |
T-800がバイクで用水路に飛び込む時、ハーレーに乗っているのはシュワのスタントマン。(割と有名な話) T-800がジョンを引っ張り上げてハーレーに乗せる直前のカットでトラックが水路の壁に衝突する時、 ハーレーに乗っているのもシュワのスタントマン。 その次のカットでトラックを運転しているのもスタントマン(髪が黒い)。 また、この時のトラックはプロジェクターに映し出された動画である。 |
■ 盗んだパトカー■ |
特別編で追加されたシーン。T-1000が精神病院に乗り付けたパトカーはどうやって調達したんだ、 という疑問に答えるため(と思われる)、トラックの爆発事故現場からT-1000がパトカーを盗む描写が あるが、このパトカーは精神病院に乗り付けた車とは散光式回転灯の形状が違うため、かえって矛盾を 増やしている。 (むしろギャレリアに来るまで乗ってたパトカーと捉える方が自然だが、わざわざ戻ったのかという疑問も残る) |
■ 会話■ |
ジョンの里親に化けたT-1000とジョンの声色を真似るT-800。 後にも先にも、シリーズを通してターミネーター同士の会話はここだけである。 |
■ ウルフィー■ |
T-800が口にした犬の名前「ウルフィー」は、キャメロン監督が飼っていた犬の名前である。 |
■ 包丁■ |
T-1000の左腕が変形して出来た剣は、それまでT-1000が持っていた包丁と同じ形状をしている。 T-1000が抜かりなく包丁をサンプリングしていたためである。 |
■ "I swear I will not to kill anyone."■ |
精神病院に入る直前、T-800がジョンに誓わされる台詞。この時T-800がカメラ目線で観客に呼びかけているかの ような演出になっており、後ろにジョンを乗せないT-800単独のバージョンも作られ予告編に使用された。 |
■ 警備員に化ける■ |
床に同化し、足裏から彼のデータを読み取って全く同じ姿を取る。合成ではなく、警備員役が双子なのである。 この俳優は自身が双子である事を活かして「グレムリン2」などに仲良く出演している。 |
■ サングラスの傾き■ |
ギブスをはめた女性看守に殴られたT-800のサングラスが傾くが、この後捨てる時に逆向きに傾いている。 |
■ "Come with me if you want to live."■ |
精神病院でT-800がサラを助け起こす時に言う台詞。意訳すると「生き延びたければ一緒に来い」。 T1でカイルが、T3でジョンが全く同じ台詞を言っているが、T2では吹き替えで「私は君を助けに来た」、 字幕で「おれは味方だ」と訳されてしまい、元の台詞の魅力を損ねてしまっている。 |
■ T-1000の拳銃■ |
ギャレリアでのT-800との格闘でベレッタを失ったT-1000はここではブローニングを使っている。 これは警備員を殺害した後彼から奪ったもので、文字通り体内に隠していた。 (小説版にその描写があり、鉄格子にぶつける事で彼の一部が変形したものではない事を示している) |
■ 踏みつけられたサングラス■ |
T-1000が拳銃を発射しながら走る際、T-800が落としたサングラスを踏みつけるカットがある。 この時レンズの部分が画面から消えているが、実はT-1000がちゃっかりサンプリング(または拾得)して バイク警官の服装をサンプリングした際に着用している。 |
■ 「運転を代われ」その1■ |
パトカーのトランクに追いすがったT-1000を振り払うべく、サラに車の運転をさせるT-800。 丁度、T1でカイルがサラに運転を代わらせたシーンと対になるお約束の一つ。 これに対し、T3ではT-850が「運転させろ」と消防車を強奪している。 |
■ T-1000の破片■ |
ジョンがトランクに引っかかったT-1000の破片を道路に放り投げた際、ちょっとだけ破片が欠ける。 あれもちゃんとT-1000に吸収されたのだろうか? |
■ ライト無しで走る■ |
精神病院から脱出した後、ライトを消してしばらく走るシーンがあるが、この時の背景は全てプロジェクターに 映し出された動画で、車体の振動は見えない所でスタッフが揺すって再現している。 また、冒頭でハーレーに乗っている時も無灯火で走っているが、T1でバイクに乗っていた時は点灯している。 ジョンを乗せている時は点灯していたので、冒頭のは複線だったのだろうか。 |
■ 吐く息が白い■ |
バイク警官とT-1000が会話するシーンで、T-1000の口元に白い息が見られる。 T-800同様、呼吸や発汗の機能があるようだ。 |
■ 頭部手術■ |
特別編で追加されたシーン。T-800の頭部を開くシーンで3人が鏡に映った状態で作業を行っているが、 実はここに鏡は無く、向かって手前の3人は代役や人形で、タイミングを合わせて動いている。 また、ここにもリンダ・ハミルトンの双子の妹が登場している。(ジョンの代役は女の子) 背中の手術を終えたT-800がそれまでの黒いシャツではなく灰色のシャツに着替えているのにも注目。 |
■ 小説版との相違点■ |
特別編で追加されたシーン。 オーバーヒートを起こした車の応急処置のためドライブインに入った時、サラはジョンから有り金全部ひったくった後 紙幣を数枚抜き取り、残りをジョンに返しているが、小説版では全く逆で、数枚をジョンに返し「食べ物を買ってきて」 と言う。現場で急遽変更されたのだろうか。 |
■ ニヤリ笑い■ |
特別編で笑いを勉強するシーンが追加された。この後T-800が2回ほど笑みを浮かべるシーンがあるが、 どうやらジョンの笑い方を観察し真似たようである。 (エンリケの武器庫でミニ・ガンを持った時の二人の笑い方がそっくり) |
■ エンリケの最期■ |
当初エンリケはT-1000に殺害される予定だったが、尺の都合でカットされた。(物語上死んだ事になっている…はず) |
■ 手袋■ |
ダイソンに未来の説明をするカットから、T-800の両手に手袋がはめられるようになる。 無論、むき出しになった内骨格を隠すためである。 |
■ サンプリング実行中■ |
ダイソンの家でサイバーダイン襲撃の報を聞くT-1000は何故かあちこち触れて回っている。 これは彼が指先からデータをサンプリングしているためで、カットされてしまったが ジョンの里親の家に侵入した時もジョンの部屋であちこち触れて回っている。 この時サラが精神病院に居るという情報を得る。 |
■ SWAT突入■ |
サイバーダイン社に突入するSWATは本物の隊員である。 技術アドバイザーとして現場に居たのだが、実践に即した突入をやって欲しいとの事で急遽出演する事になった。 似たような話として、演技指導として撮影に参加していたが、あまりの迫力に急遽本人が出演することとなった ロナルド・リー・アーメイ氏(「フルメタル・ジャケット」ハートマン軍曹)の例は映画ファンの間で有名である。 |
■ ダイソンの最期■ |
ダイソンが死ぬ時に持っているのはT-800の頭部マイクロチップの拡大模型(ダイソン初登場時に少し映ってた)。 特別編では模型をダイソン自身の手で破壊するシーンが追加されている。 「COMPLETE SCREENPLAY TERMINATOR2」によると、このチップを起爆スイッチの上にかざす事で、やがて人類を 破滅に追い込む道具(チップ)が人類救済の鍵になる(起爆装置)スイッチを押す、という皮肉めいた演出意図らしい。 |
■ "I'll be back."■ |
ターミネーター、ひいてはシュワルツェネッガー作品における最も有名なお約束。 この台詞を言ってから数秒〜数分後に車に乗って建物に突っ込んでくる、という点までT1、T2のお約束となっている。 |
■ 弾帯を隠す■ |
SWATの前に姿を現すT-800は、胴体にたすき掛けした弾帯の弾薬部が背中に来るよう調整した姿になっている。 この時結構な量の弾薬が残っていたはずだが、いつの間にか殆ど使い果たしている。 |
■ 剥き出しになるエンドスケルトン■ |
SWATの一斉射撃により顔の肉が次第に剥がれ、徐々にエンドスケルトン部が露出する。 顔に集中しているが、小説版で自分の弾丸に不備があったのかもしれないと思ったSWAT体長が「顔を狙え!」と 指示し、部下も「やってますよ!」と答えているため、意図的な演出である。 また、この段階のメイクを撮影現場に遊びに来ていたシュワの愛娘が目撃した際、 「可愛そうなお父さん。みんなに虐められて顔がめちゃめちゃになっちゃったの?」 と泣き出したというエピソードがパンフレットに記載されている。 ちなみに、小説版ではこの時点で片目が完全に欠損し、エンドスケルトンの眼球が露出している。 |
■ ロボットとマンツーマン■ |
顔に弾丸を食らうT-800は上半身だけの人形で、レールに接続されて歩いているかのように移動している。 (瞬きと火花の有無で判別できる) 撮影の際、シュワはなるべく人形の歩調に合わせるよう入念にリハーサルを繰り返していた。 また、ちょっと虚ろな目をしていることから 「どうした、暗い顔して。何、ギャラがもらえない?心配するな、君の分まで私が貰ってあげるから」 と、人形をシュワが励ましているシーンがメイキングに収録されている。 |
■ サンシェードからポロリ■ |
ジョンに教えられた通り、運転席側のサンシェードからスペアキーを拾得するT-800。 T3の冒頭でも同じ事をしていると思われがちだが、あちらで拾得しているのは腕時計で、車そのものは ステアリングカバーをぶっ壊してチョークレバーを直接いじる事によりエンジンを掛けている |
■ T-1000の手持ち武器■ |
いつの間にかT-1000がH&K MP5Kを手に持っている。 恐らく、SWAT隊員の一人から強奪し、密かに体内に隠し持っていたものと思われる。 |
■ バイクのタイヤ■ |
バイクに乗ったままサイバーダイン社の階段を駆け上がるシーンだけ、バイクのタイヤがオフロード仕様になっている。 (表面がでこぼこしていて細い) |
■ バイクの風防■ |
サイバーダイン社からバイクが飛び出した次のカットで、衝撃でバイクの風防が外れて上方へ飛んでいる。 その後地面に落下するが、何故か風防が付いたままになっている。 また、この時T-1000はMP5Kを持っていないため、また体内に隠したものと思われる。 |
■ "Get out."■ |
これもT1〜T3まで共通のお約束。 T1ではタンクローリーに乗ったT-800が、T3では消防車から隊員を振り払う際にT-850が言っている。 |
■ 閉じたはずのドア■ |
ヘリのパイロットが飛び降りる際ヘリのドアが閉まるが、次のカットでT-1000がまた閉め直している。 半ドアだったのだろうか? |
■ 例の車 その1■ |
ヘリがSWATバンに急降下する空撮のシーンで、SWATバンが跳ね飛ばす車(以降 「例の車」と呼称)があるが、 この車、度々チェイスシーンに顔を見せている。ヘッドライトの上に眉毛みたいにスモールランプが付いている 特徴的な顔をしているので割と目に付く。 |
■ 例の車 その2■ |
上記の2カット後に早速登場。やっぱり跳ね飛ばされる。 というか同一シーンの使いまわしだろうか。 |
■ 2台のバン■ |
サラが防弾盾代わりに使用したSWATバンの後部ドアに付いた弾着の位置や形状がカット毎に異なっている。 これは撮影のために2台のバンを用意し、それぞれに異なるカットで弾着効果を施したためである。 「ターミネーターの秘密」では、『弾丸に混入させたT-1000の一部が付着してサラを撹乱させようとしていた』 という解釈がされている。 |
■ 間違いに見せかけた演出■ |
銃撃戦の最中、T-1000がヘリを操縦しながらHK MP5Kを発射するシーン、更にはMP5Kのマガジンを交換する シーンが映される。 この時T-1000の腕が4本に増えている(マグチェンジに2本、ヘリを操縦するのに2本)。 「ダウトをさがせ!!」などでもスタントマンの腕が映っている撮影ミスとして紹介されたが、 T-1000ならではの機能(完全な人型に拘る必要が無い)として意図的にやったとコメンタリーで キャメロン監督が語っている。 |
■ 潰れたはずのコクピット■ |
T-800が急ブレーキを踏んでヘリを後部に衝突させ、ヘリのコクピットが原型を留めないほどに潰れるが、 次のカットではあっさり復活している。(そして改めて潰れる) |
■ 例の車 その3■ |
橋を走っている。 シャレではない。 |
■ タンクローリーの中身■ |
T1、T2共に終盤でタンクローリーから逃げるというお約束が発生する。積載物が1と2で全く逆の特性なのが興味深い。 (T1:可燃性燃料 T2:液体窒素) |
■ 足に怪我■ |
T1といいT2といい、サラは太腿によく外傷を負う。しかも刺さる系。 |
■ 例の車 その4■ |
タンクローリーに跳ね飛ばされる。 |
■ 「運転を代われ」その2■ |
T-800が今度はジョンに運転を代わらせる。これもT1のトンネルチェイスと対になるお約束シーンである。 |
■ 例の車 その5■ |
今度はカラーリングがベージュ→ブルーに変わっている。 |
■ リアルさの追求■ |
横転するタンクローリーは1/4サイズのミニチュアである。 本物を使って撮影したものの、「いまいち迫力が出ない」との理由でミニチュアに変更された。 ちなみに、この撮影において本物のタンクローリーを4台潰したそうだ。 |
■ フィギュア■ |
横転したタンクローリーにしがみつくT-800も当然1/4サイズの人形で、リモコン操作により動いている。 |
■ 膝の露出■ |
製鉄所に転がり込む際T-800の左膝が地面に擦れて露出する。火花が散るのでわかりやすい。 |
■ 熱くない製鉄所■ |
実際の気温は4℃しかなく、霧吹きで汗をつけながらの撮影だったとか。 本当なら人間同様に汗をかく設定のT-800も汗だくになっていなければおかしいのだが…。 |
■ 剥き出しになるエンドスケルトンの目■ |
偶然かもしれないが、奇数作では左目、偶数作では右目が露出している。 |
■ 最初の機能停止■ |
T-1000に腹を貫かれたターミネーター。この時派手にスパークが飛び散っているが、 パワー電池を貫通したために漏電したらしい。そしてそれが機能停止の主要因だった。 |
■ 足元の同化■ |
これにより最初のサラが偽者だという事がわかるが、劇場公開時にこの演出が無くても別に違和感を 感じなかったのは、後から来たサラがショットガンを持ってたからだろうか? ちなみに、この時同時に映ってるカットが何箇所かあるが、ピンボケしている方が妹の レスリー・ハミルトンである。 |
■ T-1000の弾痕 その2■ |
「ターミネーターの秘密」によると、ここでも撃たれる回数とT-1000の身体に開く弾着の穴の数や順番が 食い違っているらしい。注意深く観察してみよう。 |
■ グレネード1発でおじゃん■ |
M79グレネードランチャーを食らって爆散したT-1000。よく見ると足が床と同化していない。 治った!?(笑) 余談だが、T-Xにこの武器は通用しない。(T3でM79よりも強力な火器で攻撃しているが有効打になっていない) |
■ "I need a vacation."■ |
T-1000を倒し「休暇が欲しい」と愚痴るT-800。 実はこの台詞はアドリブであり、シュワ本人の心情の吐露でもある(笑)。 |
■ 飛び降り自殺未遂■ |
当初の脚本ではT-800は自ら溶鉱炉に飛び降りる筈だったが、土壇場で現在の形に変更された。 結果、T1、T2共にサラがボタンを押す事によりT-800に引導を渡す、という隠れたお約束が発生している。 (よく見るとボタンの形状も似通っている) |
■ 実は捨てていた■ |
新ターミネーター2で、千切れたT-800の左腕などからまたスカイネットが作られた事になってしまったが、 小説版ではちゃんと拾って溶鉱炉に捨てている。(T3では左腕に関する言及はされていない) |
■ 当初の終焉■ |
当初の脚本ではジャッジメント・デイは回避され、サラもジョンも穏やかな余生を送っている事になっている。 実際そのシーンも撮影されたが、「蛇足だ」として最終的にはカットされた。 |
■ ジャッジメント・デイ回避の是非について■ |
ジャッジメント・デイ回避=カイルが過去に送られない=ジョンが産まれない との事から、T2でタイムパラドックスが発生する、という説がある。 確かに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的タイムパラドックス(過去の変化がダイレクトに未来に影響する) ならそうかもしれないが、T2のタイムパラドックスはBTTFのそれとは異なっている。 (ドラゴンボールの人造人間編を想像するとわかりやすいかもしれない。余談だが、人造人間編自体、T2から 着想を得たのではないかという疑惑が持たれている) |